01・セルロースファイバー

人や環境に優しい多機能断熱材

cellulose

大切な住まいと家族を守る、
アップルゲートセルロース断熱

CELLULOSE

セルロースファイバーとは、天然繊維(パルプ)で出来た断熱材の一種です。1950年代にアメリカで開発されて以来、その断熱性能の高さから世界中に普及しています。(アメリカでは最も使用されている断熱材です)
新聞紙をリサイクルして作る再生品であるため、資源の枯渇の心配もなく、製造時エネルギーがほとんど必要ありません。セルロースファイバーは、住む人と地球環境にやさしいエコロジーかつ高性能な断熱材と言われています。

断熱材使用比率

セルロースファイバーの
メリット・デメリット

メリット

  • 高い断熱効果により、夏は涼しく冬は暖かい家を実現する
  • シロアリやゴキブリといった害虫予防ができる
  • 地球や人に優しいエコロジー資源である
  • 高い防音性能で静かな家を実現できる
  • 湿気を吸うので快適な温度をキープできる
  • 高い防火性能で火事に強い
  • 結露やカビを予防でき、家が腐ることを防ぐ

デメリット

  • コストがグラスウールと比較すると高い
  • 施工時に専用機械と専門職人が必要

性能・施工性

断熱材としての断熱性能のバランスが最も良いのがセルロースファイバーの特徴ですが、その他にも他の断熱材と違い、
断熱機能以外にも住環境を向上させる多くの機能を持っているのもセルロースファイバーの魅力です。

熱の移動をしっかり阻止します

断熱の役割は、住宅の温度変化をできるだけ小さくすることです。 アップルゲート セルロース断熱は、「伝導」、「対流」、「輻射」 による熱の移動を効果的に阻止します。

伝導

熱が物質の中を伝わる現象です。断熱材の性能を表す「熱伝導率」や「熱抵抗値」は素材選択の目安にはなりますが、これらの数値はあくまで実験室で得たデータであり、実際に住宅に施工された場合の性能としては参考値として考えたほうが良いでしょう。
ちなみに、アップルゲート セルロース断熱の熱伝導率は0.0398〔W/(m-K)〕です。

対流

暖房をしても足元が寒いのは、温められた空気が上昇する対流という熱移動の現象によるものです。上昇した空気の熱が天井から逃げてしまうと対流が止まらずに、いくら暖房をしても足元の寒さは解消されません。
この対流を阻止するには住宅を隙間なく断熱することが必要です。屋根裏のアップルゲート セルロース断熱は、セルロースの冷めにくい性質と高密度施工で熱が天井から逃げるのを阻止。壁と床の隙間のない断熱は隙間風をシャットアウト。少しの暖房でお部屋全体が暖かです。

輻射

夏、室内が暑くなるのは、太陽熱の輻射によって屋根が熱せられ、その熱が屋根裏で輻射によって天井に移動し、さらに温度の低い室内へと移動するからです。屋根裏のアップルゲートセルロース断熱は、セルロースの暖まりにくい性質と高密度施工で屋根裏の熱が天井を介して室内に移動する速度を遅くします。
その結果、室内温度の上昇を抑制し、快適な空間と冷房費の大幅な削減につながります。

火に強く、万一の際にも安心です

アップルゲート セルロース断熱材は、独自の耐火加工と高密度施工で、燃えにくい断熱層をつくります。防虫 防カビ用として使われるホウ酸にも防火作用はありますが、ホウ酸に加え米国特許のPF24という人体に無害な液体耐火材を使用しています。
ダブルの加工技術により格段に耐火性能を向上させます。防耐火性能は JIS A 1321 に規定する難燃3級表面防火試験に合格、又、省令準耐火1時間の認定を国土交通大臣より受けています。
さらに、一定の施工品質、 施工基準を充足することにより木造住宅でありながら優構造であるT構造となります。 保険料が割安になり損害保険会社様と契約ができます。木造住宅の万が一の火災から財産をお守りすることができます。

1時間準耐火構造

建築基準法第68条の26第1項(同法第88条第1項において準用する場合を含む。)の規定に基づき、同法第2条第七号の二並びに同法施工令第115条の2の2第1項第一号イ及び(間仕切壁[耐力壁]:各1時間)の規定に適合。
認定番号: QF060BP-0028

火に強く、万一の際にも安心です

結露やカビを抑え、家を長持ちさせます

断熱をしない部分(隙間) には湿気が集まります。 また断熱した部分でも、その断熱材の種類によっては壁の内側に湿気がたまり、結露をおこす場合があります。結露は建材を腐食させ、家を傷める大きな原因となります。
木の繊維であるセルロースには湿気を吸放出する性質があり、アップルゲートセルロース断熱はそのセルロースを隙間なく高密度で施工しますから、湿気の流動を抑え、結露を防止します。
また、ホウ酸が添加されていますので、防カビ・防虫の効果もあります。

結露やカビを抑え、家を長持ちさせます

有害物質を放出せず、家族の健康を守ります

セルロース断熱材は2003年7月1日施行の「改正建築基準法に基づくシックハウス対策」で「ホルムアルデヒド発散建築材料」として使用を規制されている建材ではありません。
また、(財)建材試験センターで実施したホルムアルデヒドなどの「有害化学物質放出量測定」でもアップルゲート セルロース断熱の安全性が確認されています。米国肺協会もその安全性を認めています。バージニア州米国肺協会はブリーズ・イージー(気持ちよく呼吸できる)オフィスの実現を目指し、本部ビル建設にあたってあらゆる建材の安全性を試験。
その結果、 断熱にはアップルゲートセルロース断熱が採用されました。アップルゲート セルロース断熱は日米両国の第三者機関で安全性が検証された断熱です。

有害物質を放出せず、家族の健康を守ります

地球にもやさしい配慮がいっぱいです

断熱は住宅のエネルギー効率を向上させるためのものです。言いかえれば、無駄なエネルギー消費を抑えられるということ。つまり、製造段階でも消費エネルギーが少なく、環境汚染の原因を作らない断熱こそ、本来の断熱であり、地球環境へのやさしさにつながります。アップルゲート セルロース断熱は、省エネルギーと環境保護に寄与するとして、米国環境保護局のエネルギー・スターの承認を得ています。

省エネルギー

セルロース断熱は、一般に使われているファイバーグラスよりも、20〜50%効率が良いというデータを得ています。多くの住宅がセルロース断熱を採用すれば、総体として非常に大きな省エネルギーになります。

リサイクル

セルロース断熱の材料は、約75〜80%がリサイクル新聞紙です。
消費されたものを主材料としているわけですから、リサイクル率は非常に高く、資源を無駄にしないという点でも優れています。

製造エネルギー

セルロース断熱は、古紙を小さな紙片にする工程を経て製造されますが、その作業を行う機械は少ない電力で稼働させることができます。ファイバーグラスの約1/64ということからも、エネルギー消費の少なさがおわかりいただけるでしょう。

CO2

地球温暖化現象の原因と言われる二酸化炭素。セルロース断熱は、製造過程においても二酸化炭素をはじめとする有害物質を発生させません。製造工場に行っていただくとよくわかりますが、工場からは、煙も臭いも何も排出していません。

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